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平成30年度全国支部大会の報告

平成30年度全国支部大会の報告

                    愛知県支部長 大野 雅己

8月25日(土)から26日(日) 愛媛県松山市にて

平成22年の沖縄以来久しぶりに学外で支部大会が開催され、当支部からは平手事務局長と私が参加した、午後1時から本部土井会長が議長となり『改革と連携、そして若者へ』というテーマで会議が開始された。

冒頭、土井会長より本部の財務状況、維持会費の納入状況(3万人中わずか300人)の報告があり、次のような報告及び提案があった。

◎維持会費は卒業後10年経過した会員を対象としていたが、今年度より全卒業生対象に変更された。

◎各支部の総会の案内を全会員から各支部100通までに制限した。

◎各支部への活動助成金額の見直しを検討している。 など明るい話はなく厳しい内容だった。

その後、各支部より支部会費納入状況、総会および行事の参加状況の報告を求められ順次発表した。

各支部一様に参加人数は限られ、会費の納入も思い通りにならないとの報告であった。

そこで私は報告の中で『原点に戻ることが大切』もともとこの会は大学時代の同級生、出身高校の先輩・後輩、仕事上で偶然見つけた同窓生など声をかけあい集まったことが始まりなので、『もう一度まわりの知り合い、そして最近参加しなくなった方々に根気よく呼びかけることが大事では』と発言した、もちろんそのためには『工友会』に魅力があり、参加する事により何かメリットあるものとしなければならないことを再確認した。

もう一つのテーマ『連携』については時間切れのため議論はなかったが、各支部に『後援会』と協力してほしいとの依頼であった、当支部は以前より『後援会の総会・地域別懇談会』に参加しお手伝いしていたが、東海3県出身の現役学生が激減したうえ、永年後援会の事務局を担っていた工友会員の藤井さんが、ご都合により昨年末を以って事務局を返上したため支部の継続が危ぶまれているのが現状である、しかし大学から依頼があれば協力は惜しまない意向である。

さらに土井会長より『代議員2名中1名を教員にしてもらいたい』と要望があったが、当支部の現況では無理だが、どなたか教員の方が支部役員に入ってもらえたら望ましいことだ思った。

会議後は、柳澤理事長より『日工大50年の伝統』、成田学長より『次の半世紀に向けて』というタイトルでの講演。

続いて学園100周年記念LCセンターの設計を担当された建築学科小川教授、施工を担当された当時の大成建設・中屋所長(現:大成建設四国支店長)より苦労話しを交えた講演があった。

翌日は、松山城と坂の上の雲ミュージアムを見学し、お昼前に路面電車で道後温泉へ移動そこで解散となった、せっかくなので温泉に浸かり疲れを癒した後帰路についた。

窪田支部長をはじめ愛媛県支部の皆さん、徳島県支部・香川県支部・高知県支部の皆さん2日間に亘り大変お世話になりました、この場をお借りしてお礼申し上げます。